Turbo HAMLOG での読込



(ここにある情報はオリジナル(平成)版の zLog向けです。zLog令和版では、ビルトインされた機能やプラグインにより、データのインポート・エクスポートが簡単にできるようになっています。詳しくは令和版のマニュアルを参照してください。)

Turbo HAMLOG (JG1MOU 浜田氏 作 のロギングアプリ) で、zLog のログデータをインポートするには、ZLIST for Windows (ZLISTW, JG5CBR氏/JN2MRJ氏 作) を用いて以下の手順で作業をします。

1. zlistw.exe を起動し、 メニューから ファイル → 開く を選んでダイアログを開き、変換したい
  *.zlo ファイルを開きます。
2. メニューから ファイル → データ書き出し → Turbo HAMLOG 用 csv ファイル (ver.* 用)  を
  選んで、ファイルの保存先を選択し、適当なファイル名を指定して 保存 をクリックします。
3. 必要に応じて、csv ファイルを編集します。内容を変更しない場合でも、拡張子を "txt" から
  "csv" に変更しておきます。
4.  Turbo HAMLOG を起動し、 オプション → データの保守 → データのインポート を選択し、
  ウインドウ内の "CSVファイルから" のボタンをチェックして、"開く" をクリックします。
5.  3 で編集・拡張子の変更をしたファイルをダイアログから選び、"開く" をクリックします。
6. 取り込みに成功すると、Turbo HAMLOG は自動的に一旦終了します。新しい内容を確認
  するには、再度 Turbo HAMLOG を起動します。

※ csv ファイルの編集について
 ZLISTW では、受信したコンテストナンバーのうちRSTの部分を除いたナンバーを Turbo HAMLOGの "CODE" 欄に取り込むよう書き出します。コンテストナンバーが都道府県支庁ナンバーや市郡ナンバーの場合はこれでも問題ないと思いますが、連番のナンバーなど、コンテストの規約によっては不便な場合があります。コメント行の活用も含め、取り込む前に編集をする方が良い場合が多いと思われますので、csv 形式が編集出来るアプリ (フリーソフトウエアの Cassava など) を用い、あらかじめ編集してから取り込む方がベターです。

 編集済みの結果を保存するには、出力が項目データごとにダブルクオーテーションで囲まれる csv 形式 (例: "abc12345 " ) にて保存します。(Cassava の場合、 オプション → データ形式のタブで、「すべてのセルを "" で囲む」にチェックを入れます。)

 Excel でcsv を編集する場合、まず単純にダブルクリックでcsvファイルを開くと、数値に見えるデータは文字列データとして読み込まれず、結果として先頭の0が失われてしまいます。この場合は、テキストファイルとしてウィザードを通じて開き、明示的に文字列として読み込むことで解決できます。ただし、Excel では "" で囲われた csv ファイルを出力できませんので、更に一工夫が必要となります。従って、Excelで編集作業をすることはあまりお勧めできません。